第2話 うちのマンションの修繕費は高い?安い?

マンションのいろんな事、漫画で解説!マンション博士のちょう入門!マンション大規模改修,隔週水曜日更新予定

マンション博士:マンションの事ならなんでも知っているすごい博士,改修三子さん:マイペースで穏やかな健太くんのお母さん,改修建太くん:元気で素直な小学5年生,チク丸:改修家のペット。人間の言葉が話せるかしこい猫

うちのマンションの修繕費は高い?安い?,マンションの修繕積立金って高いわね~。毎月9千円も払っているんだけどとなりのマンションなんか5千円だって…,そうなの?月9千円だと年間10万以上?!,三子さん。実はそれ、高くないんですよ。マンションの修繕積立金は適正な計画修繕をするための大切なお金です。計画修繕ができないとなると、マンションの価値が維持できなかったり快適な生活ができなくなるんです。,このマンションは70㎡なので㎡あたり128円。適正な計画修繕を行うためには㎡あたり約200円が適正と言われているので毎月約71円不足しています。71円×70㎡だとえ?5千円ぐらい不足してるの?,実は今ほとんどのマンションで、修繕積立金が不足していると言われています。そのために大切なのが、長期修繕計画と修繕積立金の見直しなんですね。,一度ちゃんと見直さなきゃ

マンション博士のかんたん解説

マンションを購入すると毎月の費用として管理費と修繕積立金が発生します。
賃貸マンションの共益費などと勘違いされているかたも多いですが、全く性質の違うものなんです。

管理費・・・共用部の水道光熱費やエレベーター、給排水設備などの保守点検、日常支払いが必要な小修繕。そして管理会社への業務委託費用
修繕積立金・・・将来予想される修繕工事を盛り込んだ長期修繕計画を策定し、これに基づいた積立金額

毎月の管理費はマンション管理に必要最低限の費用。管理会社によって高い安いはあるにしろ、大差はないでしょう。
では、修繕積立金は誰が決めるのか?本来は区分所有者(マンション購入者)の集まりである管理組合で決定するのが理想ですが、当然マンションが新しく建った瞬間から修繕積立金は発生するため、通常はマンション分譲段階から分譲事業者によって決められ、長期修繕計画と修繕積立金の額がマンション購入者に対し提示されています。
一方で販売の都合上修繕積立金が著しく低く設定されている場合も多い。その結果、必要な修繕積立金が十分に積み立てられず、修繕工事費が不足するといった問題も多く発生しています。

国土交通省では平成23年4月、マンション修繕積立金に関するガイドラインを発表し、新築マンションの購入予定者向けに、修繕積立金に関する基本的な知識や修繕積立金額の目安を示しました。
このガイドラインでは適正な修繕積立金の計算法を掲載するとともに、5年ごとに長期修繕計画と修繕積立金の見直しを推奨しています。

3回目のマンション改修では、このガイドラインの計算方法を元に、現在の修繕積立金を診断する「修繕積立金診断シミュレーション」が無料でご利用できます。