外断熱工法の種類

こんにちは。外断熱アドバイザー やすです。

マンションの改修は外断熱が最適です。
現在新築で主流とされる内断熱と違い、改修での断熱化は外断熱工法を採用することで、多くのメリットがあるんです。

今回は外断熱工法の種類について解説します。

外断熱工法には主に、乾式通気層工法と湿式密着工法の二種類があります。

特徴と性能について簡単にまとめたのはこちらです。

  乾式通気層工法 湿式密着工法
特徴 断熱材を金物等で機械的に固定し通気胴縁を設けるため、外壁材にタイルや金属パネルを使用することができます。 湿式密着工法は断熱材を接着張りし、断熱材表面をガラス繊維メッシュで覆ったのち、左官材にて仕上を行います。外壁材は透湿性のある左官材に限られます。
断熱材 グラウスール(熱伝導率0.038w/m・k)、フェノールフォーム(熱伝導率0.019w/m・k) ビーズ法ポリスチレンフォーム(熱伝導率0.04w/m・k)
透湿性 通気層を持つ仕様のため、通気・透湿性は非常に高い。 透湿性の素材を使用しているため、内部水蒸気を放出する。
耐久性 外装仕上材の種類を自由に選べるため、高い耐久性を実現できる。 通常の吹き付け材に比べ耐久性は高い。
防水性 外装材の種類を自由に選べるため、高い耐久性を実現できる。 グラスファイバーメッシュを伏せこんでいるため、仕上げ層にひび割れが生じず防水維持できる。
施工性 躯体の不陸調整が容易で、仕上げに個人差が出にくい。 左官工事を取り扱っていれば施工可能。凸凹に対応しやすい。
トータルコスト

外装材によりイニシャルコストが変わる。外装材によってはメンテナンスフリーになる。

イニシャルコストは比較的安い。メンテナンスコストは継続的にかかる。
 

超簡単に説明すると、
タイルや金属パネルなど色んな外装材が選べてメンテンスの心配がないのが乾式工法。
バルコニー内など細かい部分や、とにかくイニシャルコストを押さえたいときは湿式工法。

 

といった感じでしょうか。どちらも強み弱みがあるので、実際の工事では部位によって乾式工法と湿式工法を併用することで対応します。

ただ、乾式工法と湿式工法は取り扱うメーカーが違うことも多いので慎重に検討することが重要です。

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