ZEBとは

日本では石油危機以降GDPは2.5倍に増加。その間に産業部門はエネルギー消費量を2割削減したのに対し、業務部門では2.9倍、家庭部門では2倍とエネルギー消費量が増加している。エネルギー消費量の大きい業種としては「事務所」や「卸・小売業」となっており、「事務所」のエネルギー消費割合としては空調や照明エネルギー消費が大きくなっている。

日本では、2030年度の温室効果ガスの排出を2013年度比の水準から26%削減することが目標として定められており、住宅・建築物においては、新築住宅・建築物における省エネルギー基準適合義務化やZEB・ZEHの実現が求められている。

ZEBとは:先進的な建築設計によるエネルギー負荷の抑制やパッシブ技術の採用による自然エネルギーの積極的な活用、高効率な設備システムの導入等により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギー化を実現したうえで、再生可能エネルギーを導入することにより、エネルギー自立度を極力高め、年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロとすることを目指した建築物である。

ZEB:年間の一次エネルギー消費量が正味ゼロまたはマイナスの建築物             

Nearly ZEB:『ZEB』に限りなく近い建築物として、ZEB Readyの要件を満たしつつ、再生可能エネルギーにより年間の一次エネルギー少量をゼロに近づけた建築物

ZEB Ready:『ZEB』 を見据えた先進建築物として、外皮の高断熱化及び高効率な省エネルギー設備を備えた建築物。

 

また、2016年4月1日から、建築物省エネ法に基づく省エネ性能表示制度がスタートする。この制度では、消費者が建物の燃費性能を比較できるよう、第三者機関による認証(BELS)を受けることができる。

5段階の星マークで表示され、そのラベルは敷地や広告、契約書などに表示することができる。省エネ改修を行った建築物でも資産価値向上のための手段として活用することができる。